アフリカの広大なブッシュで、産まれてからの10年間を過ごした一人の少女、ティッピー・ベンジャミン・オカンティ・デグレさん。通称「ティッピーちゃん」と呼ばれ、その類まれなる体験が世界中で注目を集めています。

彼女の周りには、いつも野生動物たちがいました。ダチョウの背中に乗り、象と戯れて踊る姿は、まるで人と獣の間に言葉を超えた特別な絆が存在するかのように見えます。ティッピーさんは、自分よりはるかに大きな象に対しても、その大きさを意識することなく、まるで自分の母親に話しかけるように動物たちとコミュニケーションを取っていたといいます。

Incredible images of the little girl who spent the first ten years of her life growing up in the African bush

こちらの映像では、彼女が動物たちと築いた驚くべき日常の一部を垣間見ることができます。54分という長さですが、その魅力にきっと引き込まれるでしょう。

ティッピーさんのユニークな生い立ちと動物たちとの絆は、写真集としてもまとめられています。

Tippi – My Book of Africa

ちなみに、彼女のミドルネームである「Okanti」は、マングースやミーアキャットといった小動物を意味する言葉だそうです。アフリカの自然の中で育った彼女にぴったりの名前と言えるかもしれませんね。