インドの多くの学校では、子どもたちが机のない環境で地面に座り、勉強に取り組む姿が見られます。このような学習姿勢は、成長期の姿勢や視力に影響を与える可能性があるだけでなく、学びへの集中を妨げてしまうことも指摘されています。
この課題に対し、非営利団体Aarambhは、ある独創的な解決策を提案しています。それは、使い終わったダンボールを再利用し、子どもたちのための学習ツールに変えるというアイデアです。この取り組みが具体的にどのようなものか、以下の画像や動画を通してぜひご覧ください。
インドでは、残念ながら社会的な格差が大きく存在し、教育を取り巻く環境にもその影響が見受けられます。私たちが当然と感じる学習環境も、すべての子どもたちに保証されているわけではない現実があります。
こうした状況は、私たち自身の環境と無意識のうちに比較して考えてしまうかもしれません。何と比較するかによって、物事の見方が大きく変わることを実感させられますね。
人々の暮らしをより良いものにするためには、身近な資源を有効活用する工夫や、互いを思いやる心が大切だと、改めて考えさせられます。