ロンドンに拠点をおくイノベーション企業10x社が開発した「Babee on Board」というアプリは、妊娠中の女性が公共交通機関で簡単に座席を見つけることが出来るようになるとても便利なアプリです。
現在では、マタニティバッジを付けて周りの方に気付いてもらいやすくするのが一般的になっていますが、周りの方が気付いてくれないと効果を発揮しないという欠点があります。スマートフォンで読書やゲームができてしまう今では、気付いてもらう確立は結構低かったりするのではないでしょうか?
そこで活躍するのがこのBabee on Boardというアプリ!
Babee on Boardは、Bluetoothで半径4.5メートルの範囲内にいる方のスマートフォンに通知を送るというもので、地下鉄などのネット回線がない状態でも使うことが可能です。
ただこのアプリ、通知を受ける側もアプリを入れていないといけないようなのでそこが欠点となりそうです。更に、受信者側のアプリは無料なのですが、送信者側(妊婦)は3.99ドルを出してアプリを購入しないといけません。
大変価値のあるアプリなのですが、受信者側もアプリを入れていないとバッチ同様効果を発揮しないので、これから先、携帯メーカーが純正でBabee on Boardのようなシステムを入れていけばとても意味のあるものになるのではないかと思います。
Babee on Boardを開発した10x社のCEOは、過去に電車の中でスマートフォンに夢中になっていた時、隣で寝ていた老人が妊婦に気づき席を譲ったことに心を打ち砕かれたそうです。
アプリの詳細についてはBabee on Boardの公式サイトで御確認ください。