オランダの企業Nerdalizeは、サーバーの熱を利用し暖房や温水が無料で使えるようになるという革新的なエコサーバーCloudBoxを開発しました。
一般的に強力なコンピューター(サーバー)はそのパワーに比例して多くの熱を生成します。熱はコンピューターの大敵なのでデータを守るためにも熱を安全に除去し冷やさなければなりません。(サーバー内部は簡単に60〜70℃いくそうです)サーバーから発生する熱は多くの企業が頭を抱える問題でもあります。
その熱問題をエコで効率よく解決したサーバーがCloudBoxです。CloudBoxサーバー自体は各家庭に設置させてもらい、CloudBoxから発生した熱を暖房やお湯に変換しそれを無料で利用してもらうというわけですね。
CloudBoxを利用した家庭は、年間約2,000ユーロ(約25万円)の節約と2,000kgのCO2が削減が可能になったそうです。
この根本的に異なるアプローチ、サービスは非常に革新的なので、セキュリティの問題さえ解決できれば世界で普及するかもしれませんね!
現在NerdalizeはオランダのBerkel en Rodenrijsのみでサーバー設置のサービスを展開しているので、日本の企業は日本でのサービス展開の余地ありかも?