突然ですが問題です。
「0÷5」
の答えはいくつでしょう?
これは簡単ですね。そう。答えは0です。
0個のケーキを5人で分けても無いものは無いですね。0です。
では次の問題
「5÷0」
の答えはいくつでしょう?
「そりゃ0でしょ!」
って答えを出してしまった方。
残念ながら違いますww
ちょっと角度を変えて考えてみましょう。
例えば
「6÷2=?」
答えは3ですが、これを掛け算になおすと
「2×?=6」
となりますね。
この要領で先程の問題を解いてみましょう。
「5÷0=?」
これを掛け算になおすと
「0×?=5」
さてどうでしょう解けましたか?
そうです答えは「解けない」です。
数学的に「0で割る」という行為は認められていません。
(極限の概念は省いています)
さらに別の方法でも証明できます。
例えば「0÷5=0」
0÷5を分数にする
0/5=0
分数を無くすために両辺に5を掛けると
0/5×5=0×5
0=0
となるので0÷5=0は成り立ちます。
次に「5÷0=0」と仮定し同じ要領で証明してみます。
5/0=0
5/0×0=0×0
5=0
成り立ちませんね。
これは大人でも知らない人が多いのでクイズとして出してみるのも面白いかもしれませんね(^^)
まとめると
- 0÷?=0
- ?÷0=無い
そして最後の問題(・∀・)ニヤニヤ
「0÷0=?」
この答えはいくつしょう?
0×?=0
チクタク チクタク(゚∀゚)
そうです!
正解です!
答えは全ての数字です。
無という状態のゼロを考えだしたマヤ文明の人々はすごいですね!