以前Japan Timesに掲載された、the national character(国民性)という記事。
結構有名な話なので、御存知の方も多いかと思います。
早く海に飛び込み、船から離れなければ船と一緒に沈んでしまいます。
しかし飛び込むのを躊躇う乗客ばかりで、このままでは助かる命も助かりません。
そこで船長は、乗客を飛び込ませる為このような言葉を促した。
アメリカ人男性には
イギリス人男性には
「海に飛び込めば紳士になります!」
ドイツ人男性には
「海に飛び込むのは規則です!」
イタリア人男性には
「海に飛び込めば多くの女性に愛されます!」
フランス人男性には
「海に飛び込まないで下さい!」
日本人男性には
「みんな海に飛び込んでますよ!」
このジョークの中に隠されたメッセージは非常に興味深いですね。
アメリカはヒーロー物の映画が多く人気があるので納得。
イギリスは確かに紳士なイメージがあるので納得。
ドイツは歴史的にみて納得。
イタリアは女性好きで、女性とすれ違ったらナンパするイメージなので納得。
日本は言い訳できないくらい納得。
さてフランス。
「飛び込まないで下さい」と言われて飛び込む。
阪神が優勝した時の大阪人かよ!
と突っ込みたくなりますねw
調べてみるとフランス人男性は
「他人に何を言われても反しない」という傾向があるようです。
話変わり、日本人について書かれていた事が面白かったので翻訳。
日本人の特徴はフッション、スポーツ、食べ物、音楽など全てに言える。例えば、多くの日本人の若者は流行りの歌手の音楽を聞く。そうしないと、カッコ悪いラベルが貼られ、仲間外れにされる。テレビでリンゴが健康に良いと誰かが言うと、日本人はリンゴを買うためにスーパーマーケットに殺到し、すぐに完売する。
さらに多くの日本の女性はブランドのグッツに夢中になっている。日本で路上を歩いていると、同じブランドをもっている方々を多く見かける。それを見て私は”典型的な日本人”といつも感じる。誰もがもっているルイヴィトンやシャネルをなぜ持つ必要があるのか?確かに良いブランドではありますが同じのを持つ必要があるのでしょうか?
私は以前東京で働いていた時、ブランド物の服を身につけている幼稚園児を見てショックを受けました。中には貧しいアパートに住んでいる方もいたが、彼らもルイヴィトンのバックをもっていました。心理的に日本人は、他の人が持っているものを持っている必要があると考えます。これは私にとって非常に興味深いことです。
私は現在パリに住んでおりここには多くのブランド店があります。しかし、路上を歩いていても、ルイヴィトンを付けて歩いている人はとても稀です。フランス人は自分のスタイルとファッションを持っているのです。
日本人の女性は30歳前に結婚し、子供を持っている必要がある。ビジネスで成功している独身女性は差別され、日本では敗者と呼ばれています。結婚していないだけで敗者と呼ばれる理由が私には理解できません。精神的にも経済的にも独立している彼女達は、とても優れていると私は思う。
とても鋭い見解ですね!
日本人の特性を自覚すれば心の豊かさが変わってくるのではないでしょうか?
流行りに流されすぎていませんか?
メディアを信用しすぎていませんか?
自分で本やネットで調べましたか?
専門家に直接話しを聞きましたか?
TVやCMなどは過大広告が多いです。
自分の足で歩く習慣をつけましょう!
何事にも両極に答えはありません。