この光る象嵌(ぞうがん)棚はイギリスの工業デザイナーMat Brown氏が創り上げたものです。栗の木の板の割れた部分に、暗闇で発光する樹脂を流し込み神秘的な棚に仕上げてあります。
象嵌(ぞうがん)は工芸技法のひとつ。象は「かたどる」嵌は「はめる」という意味で、素材に異質の素材を嵌め込むと言う意味で金工象嵌、木工象嵌、陶象嵌などがあるそうです。
ちなみに、この蓄光樹脂を使った家具作りは私達でも簡単にできちゃうんです!ネットで買った発光粉末と樹脂を混合して流し込むだけ!とても美しく宝石の様な仕上がりになります(*´ω`*)
【作り方】
1,樹脂を入れる部分にアルミテープをしっかりと貼ります。
ここでしっかり貼らないと樹脂が漏れてしまいます。(底の部分)
2、平衡になっているか確認します。
平衡になっていないと樹脂が斜めに固まってしまいます。
3,発光樹脂を作ります。
樹脂とお好みの顔料(発光粉末)を混合してください。極力気泡ができないようすること、気泡ができると手間が増えます。樹脂と発光顔料選び、顔料の混合量が一番難しいかもしれません。
4、漏れていないかを確認しながら慎重に樹脂を流し込みます。
この時も気泡ができないように優しく入れます。
5、固まるまで放置してください。
樹脂の種類にもよるかもしれませんが、約3日間くらいで固まるそうです。その後、余分な部分にヤスリ等をかけ整えます。
6、任意でコーティングを行います。
彼の場合7〜8回コーティングしたそうです。
7、完成!
時間はかかりますが素人でも簡単にできるレベルですね(*´ω`*)
参考までに、樹脂と発光顔料のリンクを貼っておきます。私は樹脂屋さんではないので、他に理想的な材料があるかもしれませんがこれで出来るかと思います。樹脂と顔料を混合する時は、順番と分量に注意してくださいね!
【樹脂】
クリスタルレジン
【発光顔料】
PPLS (蓄光)夜光粉末
【アルミテープ】
Amazonでは一番厚みがありました。しかも防水
ニトムズ 防水アルミテープ 50mm×5m J2170